奈良井宿:たび猫の長野旅行記

奈良井宿

スポンサーリンク

奈良井宿は宿場町の外から見ても、どうってことのない普通の山奥の集落にしか見えなかったが、一歩町の中に入ってみると、本当に昔のままの風景が残っており、まるで時代劇のセットの中に入ったみたいだ!

 

 

真っ直ぐな通りに沿って、両側に古い建物がずらーっと並んでいる。本当に時代劇に出てきそうな建物ばかりだった。

 

歩いているだけで、感心し通しの私たち夫婦。初めて宿場町に来たので、雰囲気だけでも十分楽しめた。建物の多くは、お蕎麦屋さんだったり、カフェ(カフェというのか?)だったり、お土産屋さんだったり、お店のところが多く、この日はGWのため観光客も多かったのでとても賑やかだった。

 

私はその中で、薬局らしきお店で百草丸を売っているのを発見した。小さい頃、なぜかいつも家にあって、親が飲んでいたのを見ていた。あの薬がこの奈良井宿のものだったなんて、まったく知らなかった。お店の人が色々詳しく説明してくれた。漢方で胃薬として出なく、健胃薬として飲んでもいいといわれたので、1つ買ってみた。食べ過ぎた時に飲んでみよう^^

 

本当は、このように赴きある宿場町でぜひお蕎麦を食べてみたかった。でも、何しろさっきのカツカレーが胃に重くたまっていて、とてもじゃないけどお蕎麦が入る余地はなさそうだ。残念だが今回はあきらめた。すごくいい場所なのでまたぜひ来たい。その時にここでお蕎麦を食べることにしよう。

 

まっすぐな奈良井宿の道を端から端まで歩いた。突き当りには神社みたいなものがあったので、そこでおまいり。両側のお店や建物など珍しく、きょろきょろしながら歩いたので、それほど距離があるとは思わなかった。

 

帰りは、奈良井宿のメインストリートではなく、川沿いを歩いて駐車場まで戻った。途中、川に木でできた昔風の橋があるから、それを渡って帰ろうということになった。橋は丸く川に架かったもので、登ってみると意外に急勾配だ。雪や雨ではつるつるすべりそうな感じだった。

 

普通の道を通った帰り道では、奈良井宿のメインストリートを通り抜けたときよりも長く感じ、意外に奈良井宿は広いんだと思った。江戸時代にはさぞかし賑わっていたのだろう。あの頃の賑わいが想像できるような気がして、それだけでも奈良井宿に来て楽しかった。

スポンサーリンク

次のページ>>すずむし荘

たび猫の長野旅行記・目次

長野旅行記1日目

長野旅行記2日目

読者の感想

page top