真澄の酒造へ:たび猫の長野旅行記

真澄の酒造へ

スポンサーリンク

温泉は本当に簡素な造りだった。簡単な脱衣場があり、それを抜けると屋外に湯船が2つある。湯船と湯船の間に、プレハブ小屋のような小さな仕切りの洗い場があるだけの本当にシンプルなものだ。女湯の方には湯船の上にはどちらも屋根がついていたが、あとで男性陣に聞いたところ、男湯の場合、屋根は片方の湯船にしかついていなかったらしい。

 

ここは本当に温泉を楽しむところなのだろう。豪華なものは何もない。シャンプーなども自分で持ち込むかあるいは買わないといけない。でもその分お湯はとても良かった。

 

お湯はちょっと熱めで、透明なもの。ちょっとつかっているだけですぐに暑くなってしまう。のぼせてしまうので、出たり入ったりを繰り返してゆっくりした。周りは観光客らしき人と地元の人らしき人と半々くらいだろうか。狭い温泉だけど、それほど混んでいなかったので、ゆっくり入れた。

 

2つある湯船に両方入ってみたが、どう違うのかよくわからなかった。片方のお湯が若干ぬるい気がしたが、それほど大差はない気がする。お湯が熱かったので、全身つかっていた時間はそれほど長くはなかったと思う。1時間くらいゆっくりしたあと出たら、しばらく全身がぽかぽかとあたたかく、温泉の効果ばっちりだった。

 

何より肌の調子がめちゃめちゃ良かった!普段私は肌のお手入れとして、お風呂でオイルマッサージをやっている。これをやるとめちゃめちゃ肌の調子が良くなるが、やらないとやはり乾燥しやすく、お風呂から出たあと乾燥でつっぱる感じがするのだ。

 

しかし、今回は温泉を出て何もつけなくても、めちゃめちゃお肌が潤っているのだ!まったく何もつけずにOK。つるつるしていた。ご機嫌で車に乗り込み、「ねえねえ、肌がすごいつるつるしている〜♪」と夫と友人に言うと、「そういうところは女の子だね〜」と褒めているのかよくわからない感想を言われた。

 

温泉に入り終わったので、いよいよ友人が住んでいる諏訪市に向かった。家に帰る前に、酒造に連れて行ってくれるという。諏訪市には酒造がいつくもあるらしい。その中で“真澄”の酒造に連れて行ってくれた。

 

私はお酒は大好きだが、日本酒だけは飲めない。その代わり夫が日本酒好きなので、お土産にぜひおいしい日本酒を買いたいと大喜びだ。

 

真澄酒造は、昔風のレトロの建物で、いかにも老舗の酒造といった感じ。雰囲気がとても良い。中はそれほど広くはないが、ちょっと美術館のような雰囲気できれいにお酒が売られている。

 

中庭に面したところには、試飲コーナーがあった。レジで300円払うと、きれいなグラスでできた“おちょこ”をもらい、そのおちょこで試飲コーナーに並んでいる日本酒を好きなだけ(?)飲めるのだ。

 

 

 

そのおちょこはそのまま持って帰れるよう、小さなビニール袋がもらえる。この“おちょこ”がとってもかわいかったので、私はこれに大喜び。それを見た友人は、そんなに気にいったならと、友人が前に来た時にもらった“おちょこ”をあとで私にプレゼントしてくれた^^

 

夫は甘いお酒が好きで、冷やしてシャーベット状にして楽しむ“花まる”が気に入ったらしく、それを買っていた。夫の父は大の日本酒好きなので、真澄の吟醸生酒を父へのお土産に購入。

 

真澄酒造のその試飲できるスペースのところには、きれいなお座敷もあり、まるでどこかのお屋敷にでも来た感じ。そこから中庭もきれいだし、その奥にはお酒を作っていると思われる建物が続いている。

スポンサーリンク

次のページ>>山田養蜂場

たび猫の長野旅行記・目次

長野旅行記1日目

長野旅行記2日目

読者の感想

page top