「山の幸」でお蕎麦!:たび猫の長野旅行記

「山の幸」でお蕎麦!

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淵沢の駅は、いかにも田舎の駅といった感じのこじんまりしたかわいらしい駅だった。

 

 

友人が改札のところでニコニコといつもの笑顔で待っていてくれた。

 

彼とは大学1年生の時のゼミで知り合ったのだ。気づいたら出会ってからかれこれ10年以上の年月が過ぎていた。今でもその時のゼミの友達数人と最近私の夫も加わり、時々遊んだりする。本当は今回他の友人たちも一緒に長野に来るはずだったのだが、みんな仕事が忙しいらしく、都合がつかず結局私と夫だけになってしまったのだ。“仕事が忙しい”というところに、私たちはもうあのお気楽な大学生の頃とは違うのだというのを実感する。

 

ここで彼の車に乗りこんだ。彼の家まではすぐなのかと思ったら、ここから40分くらいかかると言う。山梨・長野の地理に疎い私たちはまったくそのことに気づかずに気楽に迎えに来てもらったのだが、彼の心遣いに感謝した。

 

小淵沢から長野に向かう道々は、とても美しいものだった。別荘らしき建物も多いので、やはり良い場所なのだろう。同じ田舎でも私の埼玉の故郷とはまるで違い、やはり高原という感じがする。それに遠くに見える山々も標高が高くて、普段見慣れないのでそれもまた新鮮だ。しばしドライブを楽しんだ。

 

途中、私たちが今回の旅の目的の一つとして“蕎麦”をあげておいたので、彼がおいしいお蕎麦屋さんへ連れて行ってくれた。目印になるものは何もないようなところにあり、見た目も普通のお店といった感じの“山の幸”というお蕎麦屋さん。

 

 

知らなかったらぜったい寄らないだろうなというあまりにも普通のお店にも関わらず、何組かのお客が待っていた。しかも中もかなり広いにも関わらず、お客でいっぱいだ。きっとおいしいに違いない^^しばらく3人でおしゃべりをし順番を待った。

 

私たち夫婦は大のお蕎麦好き。今回の旅の目的のまず一つは、おいしいお蕎麦を食べること!そしてもう一つは、温泉に入ること!これだけ友人に伝えておき、あとは彼のおまかせにしていたのだ。

 

このお蕎麦屋さん“山の幸”で私たち夫婦は、天ざるを頼んだ。とってもボリュームたっぷりの天ざるが出てきた。

 

 

天ぷらもいっぱいあったしざる蕎麦も山盛りに見えた(ややあげぞこだったが)。天ぷらはさっくりしていたし、お蕎麦もこしがあっておいしかった^^信州にきたらやっぱりお蕎麦だね♪
ちなみにこのお店にはたまに有名人が訪れるらしく、お店の壁には複数の色紙が飾ってあった。漫画好きの夫は“楳図かずお”という漫画家の色紙が気に入ったらしく、写真におさめていた。

 

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